REPORT 現地レポート

【GAME1】日本 95-42 チャイニーズ・タイペイ「たくさんの知り合いが見に来てくれる中で思いきったプレーができた」田中こころ選手

2025年6月7日

 「三井不動産カップ2025(愛知大会)」は豊田合成記念体育館 エントリオにて開幕。チャイニーズ・タイペイを迎えたGAME1は95-42で快勝し、“コーリーJAPAN”は初陣を飾りました。新体制となった本日の先発メンバーは今野紀花選手、馬瓜ステファニー選手、髙田真希選手、渡嘉敷来夢選手、最年少の田中こころ選手の5人。今大会は16人をベンチ入りできることで、コーリー・ゲインズヘッドコーチは10〜15分程度でタイムシェアして全員を出場させ、チャンスを与えます。

 昨晩のチームミーティングでゲインズヘッドコーチは、「一人ひとりの役割を伝え、若い選手たちもコート上でしっかり表現してくれました」と評価します。中村ミラー彩藍選手が12点で最多。先発の田中選手も10点と二桁得点をマークし、最年少19歳の2人が躍動します。

 ゲインズヘッドコーチは経験豊富な選手たちに対し、「チームに安定感をもたらせることを重視」します。日本代表歴16年目となる髙田真希選手は、「今まで練習してきたことをどれだけ体現できるかを試す機会でした。みんながアグレッシブに攻め、ディフェンスでもハードワークし、一人ひとりの持ち味を出せてきていると感じます」と若い選手たちの活躍を支えます。

 田中選手は、「はじめて日本代表としてファンの皆さんの前でプレーすることで、昨日は緊張するかなと思っていました。でも、(桜花高校時代3年間過ごした)愛知開催であり、たくさんの知り合いが見に来てくれる中で思いきったプレーができたことが、明日への自信につながります」と感想を述べました。

 ゲインズヘッドコーチは3ポイントシュート試投数40本を掲げ、本日は41本で達成。18本を決め、43.9%の高確率で成功。28本記録したアシストについてもゲインズヘッドコーチは「ボールを回してシェアし、チームメイトのためにプレーしていた証拠です」と新しい女子日本代表のスタイルをお披露目しました。

 ゲインズヘッドコーチは「ステップ・バイ・ステップ」と話し、日々成長を求めています。髙田選手は「結果も大事ですが、今はチームを作っている段階なので内容もすごく大事だと思っています。まだ短い期間ですが、コミュニケーションを取り、タイミングやスペースを意識し、もっと減らせるミスや改善していかなければならない課題もたくさん見つかりました。コーリーヘッドコーチが毎日言ってるように、1日1日良くしていくように、また明日も良いゲームをしたいです」と連勝を目指します。

 明日のGAME2は11:00開場、13:00ティップオフ。オフィシャルショップは9:00よりオープンします。

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